計り知れない,人知を超える,思いも描けない,信憑しがたい,徹底的に秘密に守られていたことが,日の目を見るのか。あと1ヶ月。我々の空想力と,想像力を引き連れて,クルーソーがやってくる…。
我々は1月19日になにを見るのか? とあるCPUデザイン会社の親友から聞いたところによると,トランスメタ社が発表するのは,600MHzのモバイル用プロセッサーだという。そんなことは知ってるって? だが驚くべき事実は,伝えられるところによると,その600MHz CPUは,たった1ワットしか消費電力がないということ。AMD社のモバイル用K6-III-Pが16ワット,K6-II-Pで12.6ワットだから,信じがたいノートパソコンの消費電力を可能にするだろう。
あと,1ヶ月。ずっとずっと噂と憶測だけで語られてきたトランスメタが,その真実は表に出す日まで,ちょうど1ヶ月となった。最初の噂は,宇宙人から授かった技術を製品化しているというとんでもないものだった。だが,Linuxの創始者,現在のプロセッサー基礎を作った人間,そしてMSの設立者などが集まって,まったく極秘になにかをやっているとなれば,いやがうえにも興味をそそるもの。そんな興味が発奮して出た噂だった。その後の噂も,あらゆるOSをも動かすCPUだとか,現在あるものを徹底的に凌駕する高速のCPUだとか,クルーソーというどんな命令でも処理するエージェントを操るとか…(過去記事,9/26,10/3,11/19)。
消費電力1ワットと云うのは,それはいったいなんですか〜状態になる途方もない話なのだが,途方もないことを予感させるトランスメタだから,それもありえるか。ノート用とは思えないほど熱々のK6-Pと比べるのは酷だが,セレロンと比較しても一気に7分の1の消費電力となる。人間のなせるわざと思えないから,やっぱり宇宙人が持ってきた技術っぽい(^_^)。まぁあと1ヶ月。いろいろ空想力を働かせて,楽しみたい。
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